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紐通の妙技

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紐通って一番最後に行う処理なので、機能的に機能していたらいいかな?と思っている方もいるかもしれません。

しかし、紐通は重要な情報が入っています。

プエブラで言えば、80年代前半~中期までは”八”の裾尾がかなり開いている状態

80年中期になると”逆U字型”になってきます。

裾尾が広がっているので作ると後頭部の襟足が広がっているように見えるのがちょっと難しいですが、

これも調整によって改善されます。

U字型は復刻プエブラの形で良く見かけるものです。

これもシルエットがかっこいいです。

殆どの職人さんが採用しているのがU字型です。※上記の物は私の作品です。

なぜならば、”八型”は革を沢山使うためです。

紐通は革を結構使います。これはコストの問題になります。

マルチネス、初期LRなどに見られる”継ぎ”でも良いと思います。

この”継ぎ”もまた味がある処理だと思います。素材が中々手に入らない中、どのように機能性を持たせるかを考えた結果です。

紐通はその職人さんの癖が見えるので、贋作と判断するのにも適しています。

機能性が担保されているからいいという事ではなくて、その紐通の角度にも拘りを感じるのもまたロマンだと思います。

 

PS

前回のYouTubeライブご視聴ありがとうございました。

22名ほど見て頂きました。インスタはメキシコ人も来ますが、YouTubeは日本人のみだったのも興味深く思いました。

また、次回できたらと思います。

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