皆さんはマスクのどこを評価いたしますか?
全体的な雰囲気
型紙の切り出し
ステッチの精密さ
本体と縁取りのバランス
縁取りと本体のセッティング
縫製技術
世界一キレイに作成ができると思っているローリンのステッチは
素晴らしく、本体の形、セッティングバランスは優れています。
一方、ブシオはステッチは劣りますが、アルトゥーロの時代の
マスクの雰囲気は物凄くかっこいいです。
プエブラも同じく左右が非対称だったりしますが、彼にしか出せない雰囲気があります。
模様の切り出しはプエブラならではの黄金比あるようです。
四枚はぎを左右対称に縫製するのは案外難しいものです。
フリアの様にマーキングする拘りの職人さんもいます。
先日メキシコのマスク交流掲示板を見ていても、様々なな議論がなされています。本当に興味深いものがあります。
私自身も日々勉強で、様々な人から色んな技術を聞く事ができます。
驚いた事も多々あります。
マスクは良く観察すると、発見や驚き、拘りが感じます。
ただの被り物ではなく、芸術工芸品です。
これからも、マスクの見方など皆様とお話しできれば良いと思っています。