ヘメロディアブロと2000のマスクです。
両方とも保存状態が良いです。
同じフィルムを生地ですが剥離がありません。
作りが緑の物とは違いますね。
紐通しに縦ステッチが入っています。
前期後期かはわかりません。
作りがやや丁寧な感じで裏張り、十字テープの縦に一本あります。
赤のテープは珍しい染色したのでしょうか。
顎の三角と振りどりをワープしていますがその糸を切り忘れています。
へメロディアブロ
旧サテン、白ヌメ革
絶版生地で貴重な一枚ですね。
喉テープの折込はかなり深いです。
鼻の処理は折り返しのみ、裏張りは劣化し無くなっています。
目のバンドの模様は紐通しの前でステッチが終わっています。紐通しを付けてから縫っている事がわかります。
大変綺麗な状態のタグ。
今はこの住所に何があるのでしょう?
考察
ローリン会に行くとマスク仲間が沢山いますので、カサマルチネスの情報も収集しました。
元々はご主人が製作しておりましたが、その後亡くなり奥さん引き継いだとのこと。
前期は綺麗で後期は雑な作りなのも納得は致します。
しかし、年代の判別、歴史は謎の部分が多いです。
雑談
ローリン会で様々な方とお話しする事ができました。
マスク業界のコミュニティの中での有名人ともお会いできました。
しかし、時間に制限がありますので沢山はお話しできなかったのが残念でした。
トウドウカンさんのマスクも素晴らしく、ドスの草ラメ赤ハーフなど
貴重なマスクが展示されていました、あのレベルのマスクを見れるのもお店の良い所であり、
担当されている方の積み上げた実績だと思います。
トレードしか手に入れられない貴重なマスクがごく稀にお店で手に入るチャンスがあるとすればトウドウカンかもしれません。