デザインを考える

資料

デザインの概要

日本にもアマチュア・プロ含めて沢山のレスラーがいます。

マスクマンも多いですね。

デザインを見てみるとテーマがあり、そのテーマをわかりやすく表現しています。

例えば、山梨梨仮面がいたら梨をオデコに付けるなどわかりやすさを前面に出しています。

面白い傾向としては、ヤギリ、目の形は鋭いタイガー派生の形が多い事です。

みちのくプロレスの『山谷林檎』選手もそうですね。

マスクマンからデザインを依頼しているのか、職人さんからの提案なのかはわかりませんが、

興行ポスターを見ると必ずいるので、日本人デザインの方向性は大まか同じ方向を向いているのかなと感じます。

わかりやすさ、カッコよさを求めたデザインだという事ですね。

メキシコは今の時代は日本と同じような印象があります。

大事なのは、ありがちデザインでも作る人によってバランスを考えているという事です。

本体のラインから模様のコンビネーションが綺麗なマスクだと美しく見えます。

その事をプエブラ(アレハンドロ)さんに聞いてみたら、計算して美しく見えるようにしていたと言っていました。天才は考える次元が違います。シンプルの中に緻密なセンスが織り込まれています。

私の好きな近年のデザイン

日本人の近年の秀逸デザインだと思ったのが

ハヤテ選手 新幹線をイメージして鼻の尖りは新幹線の鼻ですね本当秀逸です。

エル・デスペラード 最近はヤギリですが口閉じも良いですね。

タイガースマスク 初期マスク この色合いじゃないとダメってぐらいしっくり来ています。

私の好みやないかい!と言われそうですが、その通りです。見た目のバランスなど印象が整っていているのが好きです。

日本ではカカオさんやラゴーシャンさんなんかはセンスの塊なんだと思います。

メキシコのデザインブーム

デザインにも流行があり、2000年以降は矢切ブームが来ています、メキシコのボラドールjrのヤギリは当初は見慣れないけど、今は見慣れています。

しかし、お父さんから受け継いでいる口開きが目に焼き付いています、あのマスクもデザインがいじれない完璧なマスクです。

そして2020年以降は超複雑難解デザインです。

マスカラマレスの台頭でメキシコは複雑路線に入りました。

ステッチ技術の向上、デザイン性の独創性がここまで来ました。

メキシコの今の主流がいつか日本に来る日もあると思います.

私のスタイル

私は昔のデザインが好きなのでずっと追求しています、メジャーなのは大体製作したので、マニアックな路線に入りつつありますが、製作意欲が沸くのはやはり1990年以前のマスクが圧倒的に多いです。

模様が良くても本体がしっくりこないと修正する事は良くあります。

雰囲気の良さを追求していくしかないと思います。

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