エル・アルコンはそのデザイン性の素晴らしさを以前お伝えした事がありました。
メーカーも多岐に渡っていて、私が好きなのはラウル一族、プエブラです。
で、今回はプエブラのアルコンの紹介です。
アルコンの特徴は白いラインも独立して作られているので、縫製が難しいです。
アルトゥーロさんは革の下に革を敷いて表現していました。
ラウルとプエブラは独立しているので、細かい上にエレガントな印象です。
表情はラウルに比べてシャープです。素材がつや消しの革が何とも良い味を出しています。
最近は特殊素材が流行っていて、ラメですら使う選手が少なくなりました。
ツーウェイのメタリックの生地が主要です。
しかし、このマスクの様に、艶消し革にテルレンカと煌びやかでないにしても、素晴らしい表現力です。
それと、プエブラには珍しい裏当ての生地です。フェルトの様な柔らかい生地です。
このマスクにはアレハンドロさんの技術が詰まっているマスクです。
恐らく、アントニオマルチネスから始まったこのデザインは各職人にて微妙にアレンジが加えられているのが楽しみの1つです。
コメント