アートの物の価値とは
現代アートが想像以上の価値が見出されて、アートというよりも動産価値としての
取引がなされています。
NFT(簡単に言うとデジタル署名資産)の参入により飛躍的に注目されています。
小さなマスクの世界でわかりやすく言うと
絶対的な横タグアントニオマルチネスのソリタリオがあったとしたら。
今の時代はタグの偽装も可能で贋作も沢山あります。
しかし、鑑定書があると本物で一点物と言う証明になります。
それか、着用済みの写真がある事。
それを、デジタルの世界で認定し本物という事を証明する事です。
偽物を本物認定すると大変な事になりますが、これは新しい時代へ
入ったと確信する技術です。
資産なのでそれが転売されても、ブロックチェーン技術なので、
どの様に値段の推移がされてきたかもわかる訳です。
更に所有者が明確になります。
その歴代所有者に有名人がいたとしたら、更に価値の上塗りになり
高額になります。
現実起こっている事で、デジタル上で書いたドット絵が8000万円ぐらいで売買されたりしています。
結局は注目を浴びた物が高くなると言う事です。
どれだけの需要かで価値が跳ね上がるので、そこにアートはあるのか?
と思います。
美しいから値が付くのか?価値が上がるから値が付くのか?
美しいから値段が上がって価値があがるのか?
もう需要と芸術と価値を含めて考えると私には着いていけません。
それらの事を踏まえてプロレスマスクを考えると、絶対的分母が小さい事が
挙げられます。
小さな市場なので、注目度が低い事です。
そのお陰でヴィンテージマスクでもお金を出せばある程度は購入できます。
そういう意味では、マスクの芸術と価値はまだ釣り合っている状態かもしれません。
もし、今後注目される世界が来るとしたら、職人さんと選手のデジタル署名が付き
転売と同時に金額が値上がり、複数の人に渡っていくと同時に、その数パーセントが
職人と選手に還元される社会が来ます。
第一次産業も潤う様な世界が来るかもしれません。
もうここまで来ると『根拠』が売買されている様に思う訳です。
今後、物の『需要』『根拠』が重要な世界が来ます。
お寿司で有名な『すしざんまい』も初マグロの高額落札も強烈な注目の需要がそうさせています。
各テレビ局の全国ニュース枠の数分を独占できます。
価値はマグロ以上でしょう。
マスクにスポットが当たる事はないでしょうが、美しいと思う物に
価値がある健全な『今』の世界を楽しみましょう。
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