解析シリーズ#23 カトクンリー

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はじめに

ローリン製のカトクンリーの第二弾です。

一枚目とは時代と縫製が違うように思います。違いを楽しんでください。

ローリンの口の処理は革になっています。

どうして巻き込みじゃないのか?

本人に聞いてみたいです。

ステッチのピッチが長く、幅が広く縫われています。赤と紺の革は合皮になっています。

前回は赤の部分だけ継ぎだったのですが、これは一枚革です。

継ぎは化粧縫いの効果もありますので、あった方がいいですね。

間延びしたように見えちゃいます。

ソリタリオ然り。

この時代の喉テープは色んな形があります。この端が隆起しているものは昔のマスクにありますね。ビクトルロメロもこのようなテープを使用していました。

18ミリの規格は日本にはありませんね。

合皮期と合わせてテープは縦のみです。破られる事が多い選手は綺麗で機能的に使えたら良かった時代なので、これで良かったんです。

面白いのが耳を本体側に織り込んで縫い込んでいる事です。ソリタリオは皿側に折り込んで縫いますが、これは逆に処理されています。縫幅もやや広め

下本体側に縫い込まれていますね。古いマスクなので、糸も黄ばんでいるのが本当に古いマスクの特徴に思います。

この個体も目の裏張りがありません。

更に赤の部分と紺の部分を本体に貼り付ける前に縫い合わせてから、本体に縫いあわせています。興味深い

紐通しは太めで頭が小さい、そして旧プエブラやロペスの様に開いています。

ローリンはほぼ真っ直ぐな角度が多いので珍しいですね。

ベロはこの時代にしてはとんがっていません

白の生地に赤と紺色。

パナマの色合いですね。鮮やかであってキャラもしっかりしています。

ラウルも最高ですが、この時代のローリンも最高な一枚です。

最後に

2枚に渡ってカトクンリーを特集しました。

1枚目と違って縫製の違いがあったり、素材が違ったりと面白い発見があります。

完全本人納品用の時期のマスクは黄金期を駆け抜けた本物のマスク達です。

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