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解析シリーズ27弾
今回は以前にご紹介したラウル製のドスカラスのもう一つの80年代の物を紹介します。
この表情と縫製はラウル唯一無二という感じがします。
ではどうぞ。

言わずと知れたこのラウルの表情。柔らかくも見える表情は素晴らしいものがあります。
素材はスポル生地にジャージの2重
2重生地初め出したのが80年代中後期だと思います。
その頃の作品です。

本来はスポル生地は強いので2重にする必要がないのですが、ラウルは『破られない丈夫なマスク』の信念からこの仕様になりました。

水色のスポル生地は珍しいと以前メキシコの職人さんに教えてもらいました。
スポルは独特の発色があり良い生地だと思います。

裏張りもスポル生地。

ラウルは『又』の様に先端の処理をするのですが、このマスクは又の上の部分を往復しているのでしっかりとついています。他の作品ではあまりみられない処理です。
実験的にしたのでしょうか。

80年代は紐通しの継ぎもよくありました。
こちらは真ん中で継いでいます。

ラウルの一時期にあった極小の45度カット。
最後に
どうでしたか?
ラウルも基本縫製は今も昔も大きくは変わりませんが、80年代から2000年までのマスクはどれも素晴らしいものばかりです。
こちらは革の下の下敷きが無い物です。
引き続き解析シリーズをしてもらいマスクがございましたら、ご連絡ください。
雑談
今年は天災が続いています。
何か製作して皆様のお力をお借りして義援金企画をしてみたいと思います。


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