自分のスタイル

人は憧れにはなれないので自分のスタイルを確立するという話は以前話した通りです。

出会った様々な職人とマスクを自分の中に落とし込んでいきます。

以前豊嶋さんのインタビューでファンは『当時のタイガーの雰囲気で製作して下さい』という

オーダーが多いらしく、豊嶋さん自身は進化しておりその様には作れないようです。

ファンとしては81年のあのマスクが欲しいのは物凄くわかります。

メキシカンも一緒で79年のイメージでという事があります。

完璧な再現は難しいにしても、自分の中の全盛期の職人さんの雰囲気を出す事を柱に考えています。追求をしていると自分のスタイルがその様な感じに近づけている様な気がします。

マスカラスだけではなく、他のマスクマンも自分のスタイルを確立して製作しています。

最近の作品

ストゥーカ初代です。

このレトロなスタイルの表情がまたいいんです。

当時のマスクは『ラジートラメ』で制作されていました。以前購入したラジートラメで同じように製作しました。

水色の部分は以前紹介した伸びないラメです。レトロな色合いがピッタリ合いました。

続いてアンヘルブランコです。ストゥーカーと本体の形が違います。

佇まい重視でカッコよくできました。

この艶消しの革が在庫にありましたので使用しました。このようなレトロなデザインと素材は制作途中でもワクワクします。

実はこのマスクも途中まで違う本体で制作したのですが、気に入らなくて全て作り直しました。

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