マスクを製作する職人さんはプロアマ問わず、憧れの職人さんがいるはずです。
その職人さんに近づこうと試行錯誤しながらも、自分のオリジナリティを生み出し独自のマスクを創造します。
私はメキシコの老舗のマスク職人さんが好きなので、憧れの元、色々勉強させていただきました。
特にアレハンドロさん(プエブラ)には大きな影響を受けました。
マスクを作る時は彼ならどう作るのか?など色々考えながら製作しています。
実際に会って製作哲学や工程を教えて頂いたりしました。
今でもあの瞬間は自分の大きな糧になっています。
今はアレハンドロさんの血を受け継ぐ息子さんと懇意にさせていただきています。
彼は今、ペンタゴンを作るのに忙しく、他のマスクを作る事が出来ない状態です。いつかお父さんと同じレベルでマスカラスやレトロマスクを作れるようになれたらいいのになと思っていました。
程なくして彼からメッセージが来て「マスカラスの作り方を教えてほしい」と連絡が来ました。
遠い日本でアレハンドロさんのマスクを見て研究していたものの、オリジナルの元に教える事ができるなんて大変光栄に思いました。
マスカラストレードは製作過程が違うので事細かく伝えられたと思いました。まだ伝えたい事がありますが、これから製作を重ねて気づく事も沢山あると思います。
ひょっとしたらこれから彼の作品がお父さんと同じレベルで日本に来る事ができれば、日本のファンは大喜びでしょう。
その時を楽しみにしています。
下のマスクを作りながら製作過程などを教えました。
マスカラストレードは本当に奥が深いマスクです。
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