ビジャーノⅢ(Villano tercero)
マスクファンの方なら必ず知っているマスクマンの一人
”ビジャーノ三号”です。
当時は牙だったのかな。すいませんタイガーマスクには詳しくありません。
ビジャーノのマスクはバッテンが付いている、特徴的なマスクです。
確か、バッテンの前は違ったデザインだった気がします。
なんでもビジャーノⅠかⅡがこのデザインを考案したらしいです。
このビジャーノも様々なメーカーを使用しています。
作成している職人も多岐に亘っています。
ラウルロメロ
ローリン
アントニオマルチネス
ロペスファミリー
ブシオファミリー
プエブラアレハンドロ
一つ言えることは、みんな表情が違います。
型紙が微妙に違うんですよね。どれも甲乙つけ難く素晴らしいものばかりです。
ラウルロメロは鼻の下も処理していて、その下に模様が来たり
ローリンは模様から鼻の切り込みが入っていますし、
マルチネスは前傾の特殊型紙から普通の型紙まで使い分けているし、
各々の特徴が見られます。
彼のマスクはなんといっても、配色が素晴らしいです。
薄ピンクと紺、赤、など当時はなかなか使用されない色合いですね。
今回紹介するのは、新日本来日時、昭和56年のマスクを紹介いたします。
当時のローリンは合皮を良く使っていました。
このマスクも合皮です、しかし、醸し出す雰囲気はさすがローリン
現行ローリンと縫製が違うのも面白いです。
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