ローリンのマスクは一寸の狂いも無い素晴らしいマスク職人です。
私も何枚か所有しています。
本体の形、模様の切り出し、ステッチ、縫製技術、全てにおいて
トップの職人さんです。
今日はローリンのステッチを見ていきたいと思います。
じーっと見ているとローリンの目や口のステッチには法則が見えてきます。
まずは縫い始めの場所から説明します。
縫い初めが模様の始まりの所から縫い出しています。
そこで一周するわけですが、そこから更に同じ場所に半周します。
しかも、縫っている穴と同じ場所を縫っています。
これは、ブランドのバックでも同じですが、ステッチが綺麗に見えます。
決して観客側からが見えないし、気にしなくても良い場所ですが、
どのマスクも同じ処理がなされています。
綺麗に見える上に、更に半周縫う事で強度も増しますよね。
そして、均等の縫い幅。これは均等だとかっちりとした印象がつきます。
糸は50番辺りを使用しています。
ローリンは日本人に物凄い人気の職人さんです。
日本人の理想な職人さんのひとりです。
複雑なマスクでも均等に作ります。
縫製技術は私は1番だと思っています。
ローリンの素晴らしさはまだまだ語れますので、また機会があれば。
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