シンプルなマスクはやはり難しい。

久しぶりにボビーリーを作製致しました。

私が19年前に初めて作ったのもボビーリーでした。

試行錯誤をしながら作った思いがあります。

あれから、本人の手に渡るマスクを製作できると思うと嬉しく思います。

このマスクは単純なデザインながらも曲線が美しく、造形美あふれるデザインです。

リスマルクもそうですが、シンプルなデザインにも全て理由があって、ボビーの出身地「トレオン」は革の街で革の作業をすると緑の染色が付いてしまうようでそこから緑にしたと読んだ記憶があります。

目のメッシュもプロモーターの人から「目が見えない方がルードらしい」から採用されたようです。

マスクは本体と縁取りのバランスが重要です。フリアの昔の本体の形を初めアントニオの形、様々な素晴らしい本体がありますが、今回は大きく本体と縁取りを変更して作製してみました。このラメは伸縮率がそこまで伸びないのでこれぐらいが適当かな?と思います。

毎回作製する度に考察をして作製します。うまくいかなくて廃棄処分する事も良くありますが出来上がったもので納得すると満足感がありますよね。日々研究だと思います。

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