日本人で最も成功した1人ウルティモドラゴンです。
彼ほど運と努力を味方につけたレスラーはいないでしょう。
身長が170センチで世界のメジャーを制した凄い人です。
インテリで最高にエレガントなスーパースターです。
マスクも世界一の職人さんローリンが担当し90年代の
輝かしい時代を駆け抜けました。
ヤギリ(Boca Japones)の形を作るには大変苦労したようです。
ゴングにウルティモ特集でローリンは「かつてこんなエレガントなマスクは作った事が無い」みたいな事を言っていました。
そして、本人も「見せる仕事なので、コスチュームの変化も楽しみの1つ」みたいな事をと言っていました。
一流の職人と一流のレスラーの最強のタッグです。
マスカラスにも言えますが、良いレスラーは良い職人さんを知っています。輝き方を知っています。
マスクですが、これまた物凄い技術の集大成のようなマスクです。
ローリンの試行錯誤がよく分かります、90年代2000年代2010年代もっと言えば年ごとに型紙が違うんでは無いかと言うぐらいのバージョンアップされています。
驚いたのが、07年と08年の型紙の違いがありました。
目の角度真ん中の模様の長さなど、よりカッコよくなる黄金比を探しているようです。
プライベートは昔はトサカが6つ、現行は5つと変化しています。
生地の進化もあり多様性が増えると更にエレガントになっていきます。
現在はミゲルアンヘルにバトンタッチをして彼なりの世界を展開しています。ローリンにはない色合いもあり興味深いですよね。
でも私は2000年代半ばからのローリンが1番極まっているように思います。
ローリンのウルティモも以前は数枚持っていたのですが、手放して手元にないですが、私の作品を紹介致します。
ヤギリの角度はローリンはあまり鋭くないです。
日本の職人さんは鼻がトンがる様に処理されていますね。
私はローリンのヤギリの処理しか知りませんので、ローリン風です。
しかも、そこまで上手いわけでもないです。
コメント