マスクを長年作っていると、「いまいちだな」と思う事が多々あります。
と、いう事は、改善しようと型紙をいじって改造してみます。
次の作品は納得することができました。
それはその職人さんにとっては良い事です。洗練されているわけですから。
しかしながら、ファンは「昔の方がよかった」という人も少なくはありません。
旧プエブラのファンが根強くいるのも当時が一番縫製に型紙が素晴らしかったからです。私も旧プエブラは至高の全盛期だと思います。
職人からしたらアップデートを繰り返した今のマスクが一番だと思っていますが、ファンの方からしたら昔の型紙や表情が好きという人が沢山います。
これは最近、昔のマスクを掘り出して見返してみると、これはこれで良いと思うマスクもありました。勿論その逆もあり、このレベルで納得していたのか・・・と思う事もあります。(こっちの方が圧倒的に多いです)その様なマスクが大量にあります。
正解がないものですから、いつまで経っても納得と不服の繰り返しです。
恐らくマスクだけではなく、色んなモノづくりの職人さんはそう思っているようです。
以前、家具職人さんと喋っていてもモノづくりの想いは一緒だと思った事がありました。
今日も試行錯誤して作るしかありませんね。
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