日本は初代タイガーの越えられない壁があります。
絶対的な価値のあるマスクです。
もう一つ絶対王者はマスカラスです。
今回は、烏滸がましくマスクの格付けをします。
コレクターの方にマスカラスの価値を聞かれる事があるので、
個人的な視点で語ってみます。
異論は認めます、各々の価値がありますから。
まず、使用済みが価値があります、更にその根拠となる物があれば
更に増します。
SSSはロペス一世ですが、絶対的な存在の認識で書きました。
それ踏まえて、
S S S
ロペス一世製マスカラス
この時代のマスクは使用する為に持ってきています。
ラメにサテンの二重生地で重厚です。
ラヌルフォの全てが詰まっています。
歴史的価値と共に絶対です。
SS
70年代プエブラ製の極希少のマスク
大きいベロであったり、70年代後期の全盛期で使用したマスク達です。
ゴムラメサメ口やドリー戦のVラメなど
S
80年極初期のプエブラ全盛期
個人的にはこの時代のマスクが好きです。
全日の動画もこの時期のマスクが多く見れますね。
様々なオーバーのデザインの独創性。
ここまでのマスクはまず手に入りません。その理由は後ほど
越えられない壁です。
AAA
80年初期から中期の旧プエブラ
この時期から新ラメが出てきます。しかしその新ラメは今とは違います。
表情の良さは健在で素晴らしいマスクです。
AA
80年中期から狭間期(夢工房期)
この時代から紐通しに大きな変化が出てきます。
大量にマスクが入ってくる時期です。
ここまでが入手困難ですが、年に一度ぐらいチャンスがあります。
A
90年代の復刻初期プエブラ
ここからが判別が難しいです。表情は良いものの本体が変化しており、
独特の今の形状の走りになります。
徐々にコレクターを意識しているのでしょうか。
B
2000年以降の復刻プエブラの増産期
マスカラス本人の納品ではなく完全にコレクター向けのマスクを作りにシフトしています。
しかし、オーバー共に衰えない表情、他の追随を許さない腕です。
S 級のマスクが手に入らない理由は。。。
コレクターの年齢と所得状況
マスカラスのコアコレクターは60前後の方々です。
子供の手も離れてかなり所得に余裕があり、そういう方は
生前贈与や、引退、身の整理以外で手放さない事が多いです。
それと、もしショップに流れて高額で販売されていても、即買われます。
そのタイミングで購入するのは困難です。
という事は、 S級までのマスクは入手チャンスがほぼ無いです。
その様なコレクターは目利きで本当に造りの良さが解っているのです。
私の様な青二才はまだまだ手に入らないレベルです。
この様にプエブラ編の格付けをしましたが、基本がどのプエブラ製のマスクでも価値があります。
アレハンドロさんがお亡くなりになっても、今も尚語り継がれるのは
万人が彼の作品を評価しているからでしょう。
雑談
Gスピリッツにマスカラス特集が発売されます。
ドクトルルチャの日記に彼との関わりを書いてありました。
マスカラスはメキシコが産んだ人間国宝です。
本を見て感想など書きたいと思います。
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