数年に一度のチャンス到来
ソルチャさんの82年旧銀ラメ、オークションでのロペス製80年初期、ラウル製89年、ワグナーパパのマスクが出品されました。
マスク仲間と話していても、やはり皆狙っていました。
このレベルのマスクを手に入れる為にずっとお金を貯めていたと思います。
ロペス製マスカラス
70年代から80年代初期にかけてのマスカラㇲの判別は難しく、
「80年代の大陸の後ろが揃っていない」など情報がありますが、判別が非常に難しいです。
70年後期にマスカラスから本直された人のマスクをみると、大陸が揃っていなかったり
非常に判別が困難です。ロペス工房も助手がいたりして、作風が違ったりするようで、
難しいです。
80年代前期までのロペスはサイズ感が大きく、縁取りも縦長になっています。
レオポルド期のマスクからアレハンドロ期に移行が80年代中後期だと思っています。
そうなると、型紙が大きく変わり、あの90年代のあの顔に近づいていきます。
ラウル80年代後期
この時期のマスクも手に入れにくいですね。
スポル期の始まり頃で、2重生地で2000年代の彼の最終形態のマスクの前身になります。
ラウルは2010年までの作品はどれも素晴らしいです。
日本でも人気があります。
83年までの黄金期プエブラ
マスカラスの全盛期も83年までと雑誌で読んだ記憶があります。
マスクも中期旧プエブラは良いですよね。後期も好きですが雰囲気が変わります。
金額について
これらのマスクは高額で全て取引されますが、結局の所手放す時は同じ様な価値か
それ以上の金額で取引されます。
80年代のマスクや特別な希少な生地のマスクはこれからも価値が上がり続けるでしょう。
子供の手が離れ、余裕ができてお金がある世代なので、当時の夢を追い掛ける意欲は
大変強いです。博物館級のマスクが日本にはまだあります。
数年に一度のチャンスでしたが、手に入れた方は一生物だったと思います。