どこのメーカーでしょう?(カトクンリー編)

カトクンリー(kato kung lee)

古いグラビアを見ていると、ついついマスクの作りと作り手は誰か?と考えます。

早速こちら

こちらのマスクはどこ製でしょうか?

答えは「マルチネス」です。

私が見るポイントはこのマスクでは、本体、模様の切り出し、処理です。

本体

いつも見慣れているラウルとは違い、目の模様の上にお皿の縫い目があります。

高い位置にあります。次に、お皿と本体の継ぎ目の生地の引きつっています、

これはお皿が小さく、本体が大きめなので合わせると引きつるわけです。

縫い目が食い込んでいる様な印象があります。これはマルチネスに見られる特徴です。

模様の切り出し

カトクンリーはシンプルです。

シンプルが故に個性が出ます。目の切り出しが模様のギリギリのラインまで来ています。

これはマルチネスの型紙です。ステッチが繊細で良い個体だと思います。

他のメーカーは全然違います。

処理

鼻の作り、そして口の巻き込みです。

鼻の下は巻き込み処理、上はシングルステッチ、この様な目を大きく覆うデザインは

鼻にシワがよりやすいです。このマスクもよってます。他のグラビア見てもよっている物があります。

口の巻き込みは裏当ての革が無い、巻き込み方式。この処理の仕方は難しいです。

この口の処理が凄い。

面白いのが下を向くと、鼻に皺がより、上を向くと皺が見えません。

顎と首周りで固定されているので、この様になると考えます。

良いマスクですね。

さいごに

この様にシンプルでいて、かなり個性が出ています。

マルチネス横タグの贋作などありますが、良く見ると『違う』とわかる物も沢山あります。

到底辿り着けない領域です。

ネタ募集

グラビアの写真を送って頂ければ、メーカーやマスクの特徴を書けます。

ネタを大募集致します。

チャリティーマスク今しばらくお待ち下さい。渾身の一枚考えています。

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