以前も何度も紹介した「マッハ隼人」です。
引退して随分時間が経って居るのですが、未だに彼のファンは多くマニアの中でも話題になるマスクマンです。
彼のマスクはアントニオマルチネスが担当していました。
ソルチャのマスク本にも何点か掲載されていますね。
現行ではラウルが1番表情が良くています。
これはマッハ隼人ファンの方から頂いた当時のアントニオマルチネスの型紙です。
型紙通り作ると、雰囲気が出てカッコ良くできます。
しかし、謎があります。
ソルチャのマルチネスのマスク本の「マッハ隼人」の黒のマスクを見て頂けると
分かると思いますが、鼻の上だけステッチがされていません。
恐らく普通の縫製方法じゃないで作成しています。
普通なら鼻をステッチしてから模様を縫うのですが、このマスクだけは
どうやら違うようです。手元に無いので解析ができないのですが謎です。
昔のマスクにはその様な謎な処理が数多くあります。そう言うのも探すと楽しいものです。
それと、歌舞伎タイプには何種類か存在します。
眉間の赤いのが目にかかっているものもあります。
顎の赤いのも鋭いのもあります。
どうしてこの様に型紙の変化があるのでしょうか。
時代によって変化します。これは他の職人さんも同じです。
時代によって変化する型紙特集も面白ですね。
このマスクはご本人に手渡したいと思います。
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