今回で3回目ぐらい紹介した「クンフー」です。
和名は「拳法仮面」だった気がします。
私は80年代のラウルの型紙で作製するのですが、今回は目を細めにして欲しいとの要望がありました。
そこで、プエブラのクンフーの型紙はラウルと違って鋭いので、プエブラの型紙で作製致しました。
目はピンホールを使用して、ちょっと現代風でしょうか。
クンフーはメッシュを二重にしないと口が透けてしまってカッコ悪いです。
メッシュの2重はスプレー糊が効きませんので、縫い合わせです。
私は2重生地の時は薄くスプレー糊を使いますが、基本はラウルと一緒で縫い合わせてから本体を作ります。
もし、皆様の中でラウルの2重生地をお持ちの方がいましたら、十字テープの折り返しの所をよく見て見てください。
必ず縫い合わせのステッチが入っています。
因みに、ローリンはスプレー糊でガッチリ固定して作っているようですね。
しかし、どうして、80年代のラウルのはシングル生地ばかりなのに、90年以降は2重が主流になったのでしょうか?手間も生地も多く使い効率は良くありませんね。
それでも壊れにくいマスクを追求しての進化なのでしょうか?
今回のクンフーはキリッとして男前な表情ですね。
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