作り手としての心理

ミル・マスカラス(Mil Mascaras)

マスカラスは作り始めると沼のように深い事は散々伝えてきました。

先日も作っていて納得がいかないので2枚廃棄しました。

悲しいのが紐通しを縫う前まで作らないとわからない事です。

時間も素材もダメになってしまう事が辛いですが、ある程度できないとわからないものです、不器用というのもありますが、やはり全体像とミクロでは革の引きつり加減などバランスが重要になると考えます。

その中でもたまに新たなる発見があり更に良いマスクができた!と思う時があります。

少し確信に近づけたマスクです。

どうしてこんなに難しいと言うと,昔の職人さんは私の何十倍もマスクの事を考えているからでしょう。

憧れと現実を照らし合わせている日々は一生続くのだと思います。

もうじき旧ラメで作製したい気もします。

タイトルとURLをコピーしました