【解析11弾】アルト ボルターへ

フリア(Furia)

はじめに

アルト•ボルターへというレスラーはご存知でしょうか?

私も知らないままマスクの解析となります。

しかし、名前が判明しただけ良かったと思います。

昔のレスラーはインディのレスラーでも、マスク職人が少なかったので今となれば、有名な職人にお願いしていた事も良くあります。

70年代フリア製です。どうぞ

このレスラーとなります。

ジャージ生地なので表側やマスクとしての激しい劣化はございません。本体の形もカッコいいです。

正面です。この当時は白黒写真が主なのでこの様な色だったと驚く事もあります。

この様に細く長い模様は継ぎがありますね。ウラカンの模様同様です。あれは十字テープの場所での切り返しが美しい。

これは革を削いで継いでいます。

70年から80年代中期ぐらいまでのフリアのとくちょうです。

この形のフリアは古いです。ジャージ生地もしくはスポルの使い始めの頃でしょうか。

この頃は糸はそこまで太くなく、ステッチワークが規則的で美しいです。

裏張りは最も古いと、綿のような生地を使用していた様です。後に合皮になります。

喉テープは古いロペスも使っていた物に似ています。

目の裏当ても痛みが来ていますね。

鼻の処理のテープが特殊で、赤のテープを半分に折って縫い付けています。

理由はわかりません。

総括

日本にある最も古いフリア製と思われます。

アルト•ボルターへとはAlto vortage 高圧電流と言う事なので『感電骸骨仮面』でしょうか。

次回は『青い矢』アニバルです。

タイトルとURLをコピーしました