マスクを製作していてわかるのですが、全ての工程が大事です。
何かおかしい、納得いかないと感じるともう作る気がしません。
それは本体ができた瞬間納得いかない事もあります。
様は製作過程で完成図が頭に描けない時です。
本体がダメなら、型紙からやり直しです。
この違和感を感じるアンテナは重要な様な気がします。
そして、そのアンテナは随時更新されていきます。
プエブラ”アレハンドロ”さんもマスクの変化は”進化”と言っていました。
この感覚を研ぎ澄ませるのはマスクだけではなく、様々なジャンルでも同じです。
目の肥えたファンになると、いい加減なマスクを購入しなくなります。
写真を見て大体想像つくからです。
この違和感は大手メーカーのマスクでも極稀にあります。
80年代マルチネスは様々な職人が分担作業をしていた時期です。
中にはバランスが悪いマスクもあります。
違和感が無く自分の世界で表現できる職人は素晴らしいと思います。
例えば、マルチネスの専売特許のソリタリオに見られる前傾のお皿の形のマスクは
ラウル・ロメロやプエブラがコピーしましたが、違和感が無く、各々のスタイルのマスクを完成させました。
そのマスクの最高のバランスを探して製作して違和感が無いとまぁ納得できる事が多いかもしれません。
プロのマスク職人さんはそのレベルが高いんだと思います。
その為に個々のマスクマンに焦点を当てて研究をしています。
私の場合はマスカラスは永遠に研究し続けないといけないと思います。
自分の世界を確立させた上に納得するマスクができると最高です。
カネックもかなり研究しました。
体調が優れなくブログの更新が滞ってしまいました。失礼いたしました。
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