皇室御用達の◯◯など、その物を作らせたら間違いなく上質な物を提供できるというものがありますよね。
プロレスのマスクとしたら、マルチネス製は、リスマルク、ソリタリオ、ファンタスマetc
メーカーを跨いで作る選手も沢山いますが、やはりこのメーカーのマスクが最高というマスクが多いです。
1960年代、70年代は職人さんが本当に少なく、跨ぐことはあまりなかったのかもしれません。
マスカラスは例外でロペス、プエブラ、ブシオを跨いでいました。ドスもロメロ、プエブラでしたね。
面白いのは、『アルフレッドヘルナンデス』がマスカラスにマスクを提供していたらしい事をウンベルトから聞きました。空中線3に写真入りのマスクがありますが、あれがそうらしいです。
跨ぐのは一部のスーパースターのみですね。
一枚の写真を見ていると謎が出てきました。
これはロペス工房です。2代目のレオポルドさんです。マスクはワグナーパパ、ウラカン、そしてソリタリオ!?
この写真が70年代から80年代だとしたら既に、ソリタリオはマルチネスで製作をしている時代です。
この時代はファンが製作依頼をする事はないだけに不思議な一枚です。
これはサエタのコレクションの一枚です。
どうみても、ソリタリオ独特の前傾の形ではありません、紐通しも普通の物です。
ロペスがマルチネスの代表作を作るとどうなる?と以前から思っていた事がありましたが、これはこれで素晴らしい作品だと思います。
もう少し鮮明な画像で見たいです。
以前ラウルロメロに『スペルアルコン』を依頼したことがありますが、あれは『フリア』なので
製作ができないとの事でした。
ご用達以外のマスクを製作する事が結構難しいのかも知れません。
私も得手不得手はあります。