自分の解釈
以前アントニオマルチネスのリスマルクを作ってくださいと
言われ大変困難な事は書いたと思います。
私はマスクを製作する時には、そのマスクの1番収まりの良いバランスの最高のイメージを持って作ります。
リスマルクでもマスカラスの型紙だとヘンテコになります。
やはりアントニオマルチネスのリスマルクにたどり着くのも
理解できます。人によっては、ウンベルト、リンベルグいるでしょう。
私もアントニオマルチネスだと思います。
しかし、実物を見た事も無いので研究のしようがありません。
なので、私なりの解釈で製作してみました。
これは口空きの型に銀の革を付けただけではありません。
オデコから鼻までの距離、鼻の開き方、アンティファス(目の模様)の高さ
をイメージしました。
皿の高さと本体の比率もです。
目の位置が低いのでは無いか?と思いきやバッチリの位置に着くイメージです。これは高めのお皿の位置がそう思わせているんだと思います。
アントニオの物とは逆立ちしても敵いませんが、雰囲気は近くなりました。
これでも実物を見るとまた違いんだろうなと思います。
今はこれ以上うまくできませんが型紙の意識の違いから
今までで1番うまくいったと思います。
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