はじめに
ブルーデモンはメキシコでは人気があり、日本とはマスクの価値が違う様です。
しかし、60年代や70年代のマスクは貴重な事から人気があります。
では第3弾『ブルーデモン』です。
エラスラメに合皮のマスクです。
ラメは縮み形が変わっています。
サイズ感は本人よりも大きく作られており、ジュニアのマスクなのかな?ちょっと判別がつきません。
縁取りのダメージがありますね。
目のパーツから十字の距離感、お皿の湾曲からすると、デモンのグラビアではみたことの無いラインです。フリアではなく、オリジナルメーカーではありません。
本体とお皿の比率も本体が大きいです、いかにマルチネスっぽい本体。
この紐通しの合わせってマルチネスでみた事があった気がします。サンプルある方は見せて下さい。
ベロがマルチネスの物と違います、タグはなく、ラメの繊維が横になっているので激しく縮んでしまっています。
ベロを縫う糸と、本体の縫う糸の色が違います。後付けで付け替えているのかもしれません。
マルチネスは人気があるので、タグのみを取るためにベロを取り替える事があります。
三分の一ぐらいになっていますね。ラメの色味も違います。
ラメの伸びる方向は本体が横で、皿が縦方向です。マルチネスの方向です。
この裏当ては90年代のマルチネスっぽいです。
マネキンにかけてみると、本来のラインとは違います。
個性があり、マルチネスの世界です。
ステッチはキレイですね。外側も二重にステッチされています。
さいごに
タグが取られて付け替えられた90年代『マルチネス製』だと考えます。
アンヘルアステカ初期かな?とも思いましたが、アンヘルアステカは詳しく無いのでいまいち根拠として弱い。縫製も違う感じがします。
量産期の試合用マスクだと考えます。
雑談
メキシコ観光のルチャ・リブレツアーももう終わった頃かな?
写真からしか見れませんが羨ましいですね。
私と所縁のある方も憧れの方も参加されていました。
とても良い経験だったと思います。
参加された方のレポを読んだり話を聞きたいです。