カレンダリオを考察する。

ミル・マスカラス(Mil Mascaras)

プエブラの最高傑作

アレハンドロさんは生前『最高傑作』は『カレンダリオ』と答えていました。

数多くのオーバーでもメキシコ文化を代表するカレンダリオを題材にオリジナルデザインを

考えたわけです。

メキシコの閑静なチャプルテペック公園に佇む『国立人類博物館 (Museo Nacional de Antropología

には大きなカレンダリオが展示されています。

それはとても大きく、デザインが複雑で言葉には言い表せない美しさがあります。

これをマスクにデザインをしようと普通の人は中々思わないでしょう。

マスクの表現には限界があります。

その中でデフォルメの具合とデザイン性がマッチした作品です。

製作自体も難しいです。

アレハンドロさんも一点物と考えて作ったのか複雑なマスクです。

70年代後期のイメージで製作しましたが、本物は果たして日本にあるのか、、、

復刻型と旧プエブラ期では型紙が違う事があるので難を極めます。

私の中でできる限りを尽くした一枚です。

動画も合わせてどうぞ。

 

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