マスクは4枚萩で作られていますが、本体も職人によって随分作り方が違います。
例えば、生地にボールペンでマーキングしてハサミで裁断するタイプ
ローリングカッターで一気に切るタイプ
これも細かく裁断面を見ると判ると思います。
十字テープはどうでしょう?横を先に付けるか縦から付けるか、ボンドを付ける付けない、
これも職人によってだいぶん違うのでまたの機会で。
今回は本体とお皿を裁断してからどの様に繋ぐのかと言うのを解説したいと思います。
こんな感じで本体とお皿を裁断します。殴り書きなので汚いのはご愛嬌という事で・・・
この様にお皿と本体を縫い合わせていきます。この縫製は仮に「縦型」としましょう。
この様に縫い上がりました。(どことなくプエブラっぽいですね)
次にこの2枚を縫い合わせます。これで縦型の完成。
次はこれ始めに、お皿を2つ縫い合わせてから、本体の端からくっつける製法これを仮に「横型」としましょうか。
日本にいるプロアマ問わず殆どの方が「縦型」ではないでしょうか?
「横型」はメキシコの職人に何人かいます。
では、その見分け方です。
縦はこの様に縦に十字がズレます。横型は横にズレます。
もちろんズレない様に縫わなくてはいけません。しかし、縫い目を見たらわかります。
因みに、ミシンの送りの方が先にズレます。
メキシコの職人さんは誰がどうなの?と言いますと
「縦型」
プエブラ
ブシオ(グスタボ)多分お父さんも
ラウル
「横型」
ローリン
ウンベルト
フリア
ざっと思いつく所ではこんな所でしょうか?間違いがあれば教えてください。
最後にこんなの知ってどうするの?って思うかもしれませんが、
贋作があったら見分ける大きな材料になります。他にも沢山判断材料あります。
ローリンに近づけて縫うには横型でチャレンジして見たらどうでしょうか?
この記事はアンケートの要望に応えさせて頂き執筆致しました。ありがとうございまいした。
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