昔から製作しても、ずっと納得しないマスクが”エルサント”でした。
これはシンプルでいながらも”あの”顔にならないので敬遠がちでした。
しかし、最近納得するマスクができました。
メキシコの某職人さんとサントについてかなり議論をしました。
本体のラインや、縁取りの距離など、ロペスは計算していたのかわかりませんが、絶妙な表情です。
縁取りの内側に巻き込み処理をしているマスクがあり、シンプルでいながらも
この処理によって仕事量がかなり増えます。
この処理をする必要はなんなのか?と考えても答えはでませんが、これもロペスのセンスなのでしょう。
良いマスクを作り終えるとなんとも言えない充実感があります。
これから更に完成度が高いマスクができるかもしれませんが、今は満足しています。