糸の太さ(hilos)

プレゼント企画のご応募ありがとうございます。

沢山の声を頂き感謝いたします。皆さんは何を求めているのかや、助言など色々聞かせていただきました。

マスクでも更にニッチな”メキシカンマスク”ファンからのメールはこれからの大きいモチベーションになりました。

頂いた意見は追々少しずつ消化していきます。返信も順に返しております。

そして、今は自分で作成している方が本当に多いという事です。

時代も変わったなぁと思います。この事はまたの機会にして、、、

今日は”糸”のお話です。

糸はとても重要なパーツでその太さや種類を知る事で”贋作”を見破ることができることもあります。

画像だけではやはりわからない部分なので、実際に見てみないとわかりません。

70年代、80年代中期までプエブラは太い糸を使用していました。

2000年以降はいつの間にかに細い糸を使用しています。

理由はわかりませんが、太い糸はミシンの”上糸”と”下糸”との調整が若干シビアになる事です。

太い糸のマスクを見てみると、上糸が強くて、下糸がポツポツとなっている事があります。

しかし、マスクは試合で使うものなので、強い糸でしっかりと作製するという事でしょう。

強いマスクを信念のラウルロメロは昔から太い糸を使っています。

インカはラウルほどじゃないですがやや太い印象です。

ロペスも昔は太いですね。

一番太いと思ったのが”フリア”です。

合皮を使いながらも糸はジーンズの糸のような太い糸を使用しています。

70~80年代はそこまで太くなかったのに、近年の作品は大変太いです。

繊細なステッチを見せる細い糸か太い糸で試合用で使うという本来の目的に沿った糸を使うか、今は使い捨てが多いので細い糸でもいいのかもしれません。

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