マスクって四枚ハギで出来ていますが、ただ単に縫い合わせているだけではありません。
その球体が綺麗に表現できるために職人は物凄く研究しています。
マスクのデザインに合わせて本体の形を変え、縫い合わせのラインも考えられています。
今回は、所謂普通の本体の形はどの様に考えられて作られているのか考察しましょう。
こんな感じで本体と皿があるのですが、矢印の方を本体に縫い付けていくのですが、ただ単に同じ距離で設定されている訳ではありません。
メキシコのある老舗の本体は2~3センチぐらいkお皿距離が長く設定されています。
縦の幅を出すために皿を大きくするのと、奥行きを出すためですね、同じ距離でも勿論作製は可能だし形になります。
昔のマルチネスは同じ距離だと思います。
なので、作成時には本体を引っ張りながら作製することになります。
フリアは本体と更に線を弾いて、中継地点を作ってお皿と本体を調整していました。
因みにフリアの縫製は本体は本体で先に作るやり方です。
この様に、マスクって球体だからこそ、わからない事が沢山あります。
これも試行錯誤してきた長年の研究でしょうね。
つくづく先人の職人さんは素晴らしいと思います。とても敵いません。
コメント
目から鱗です。おかげで壁を越えられそうです。ありがとうございました。
いけさん
ありがとうございます。
先人のマスクの工夫はもっと沢山あります。
是非色々研究してみて下さいね!