先日「ドクトルルチャ」さんと新間さんをゲストに「ユニバーサルプロレスのイベント」が 行われました。
日本でルチャを語る上で必要不可欠な団体です。
時代はバブルに湧き立つ日本で一つの団体が産声をあげました。
「ユニバーサルプロレスリング」
それまでは単発で来日する事の多かったメキシカンが大勢で来日し、本場のルチャリブレを表現できる団体です。
今現在ユニバーサルのDVDも発売されていますが、その試合内容はルチャリブレそのものです。
そして、来日選手が豪華でした。wikiから引用
ドス・カラス
エル・イホ・デル・サント
エル・パンテーラ
ペロ・アグアヨ
ネグロ・カサス
ケンドー
カト・クン・リー
クン・フー
ビジャノ3号
ビジャノ4号
エル・テハノ
エル・シグノ
ブラソ・デ・オロ
ブラソ・デ・プラタ
ドクトル・ワグナー・ジュニア
パット・タナカ
ショーン・ウォルトマン
ロッキー・サンタナ
エル・ソラール
スコルピオ・ジュニア
ブラックマン
シュー・エル・ゲレーロ
他にもいたような気がいたしますが
これらのレスラーはメキシコでも一流の選手ばかりでした。
そして、マスクもこの時に大量に入ってきました。中には自分以外のマスクも持ってきてファンに販売していたようです。今だったら凄いマスクが普通にありました。
この時代はまだ老舗のマスク職人のマスクを使用していた頃ですね。(後期でしょうかね)
ドスカラスは当時「ニューメーカー」と言われていたウンベルトさん
この頃のドスカラスの表情が最高でしたとの事も聞きました。
日本だからといって日本風ではなくて、伝統的なルチャリブレを見れたのが最高でした。
ビデオを見返しても、ルチャドールが話した事を日本の選手が通訳するなど、なかなか普段では見られない光景でした。
メキシコの幻想と理想、そして、現実で泡のように消えた伝説の団体でした。
写真は友人のRey Sandokanさんからの提供です。
ユニバーサルは地方だったせいかなかなか上手に書けませんでした。
追記できる方、思い入れがある方は是非寄稿してください。
コメント
常に貴重なお話を拝読しつつ、マスクやルチャについて勉強させていただいております。
「ユニバーサル」は、プロレス史でもサラッと流されておりますが、今でこそ「プロレス先進国」と言われる日本においても、もっと重宝されるべき歴史の転換期だと、私も思うのです。
何より、「身長が低いから」「格闘技経験がないから」と諦めてしまっていた青少年たちに「メキシコという選択肢もあるよ」と道標を・選択肢を作ってくれたのは紛れもなく、ユニバーサルが招聘したルチャドールたちの華やかさだと信じております。
見る側としての「ファン」も、本場メキシコのルチャドール達が被るマスクや、彼らが作り出すプロレススタイルも、日本のプロレスファンや「レスラーを志す少年達」に多大なる夢を与えていると思うのです。
長文申し訳ありません。
しかしながら、今回寄稿していただいたお写真を拝見して、想いを留めておけませんでした。
それに伴い、昨今のプロレス事情のジュニアヘビー級・軽量級の扱いの薄さももどかしく感じております。
コメントありがとうございました。
jokerkidさんの言う通り選択肢を広くしたのは大きな功績ですよね。日本人たちはみちのくへ行き、世界まで羽ばたきました。夢の原点とも言えますよね。