SNSを見ていると、新しいマスク職人さんの投稿を沢山見ます。
言えるのは、みんなステッチが上手です。僕なんかよりもずっと上手。
しかし、本体の大きさに対して模様の大きさが全然合っていない、そのマスクの一番かっこよくなる比率が
ずれていると思っています。
これは、プエブラの作品を見てみたら解ると思いますが、黄金比ともとれるバランスの良さがあります。
何度も何度も、型紙を精査して調整するしかありません。
先人のマスク職人さんたちも同じ作業をしてきたと思っています。
そのバランスの良さを養うために、良いマスクを研究するしかないと思います。
旧ラメのマスクを最近手に入れて、まじまじと見ていると、色の違いだけではなく、ラメの繊維の太さが違うことに気づきました。
確かソルチャのHPに詳細が載っていた気がしますが、旧ラメも現行ラメも同じ色でも沢山の種類があります。
どちらも極上に美しい生地です。旧ラメのストックはありますが、使うのが躊躇われます。
メキシコにいる時にある職人さんも銀の旧ラメを持っていて「なかなか使えないよ」と漏らしていました、貴重な生地だけに高価でもあります。
右側が細い繊維の方です。
明日、8月26日は‘ドクトル・ルチャ‘こと、ゴングの元編集長の清水さんのイベントに参加してきます。
憧れの人の一人です、今回はゴング創刊50周年のようです、半世紀に様々な歴史を綴ってきた生き証人の声を聞きに行きます。
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