カネックの横の模様はアントニオマルチネスから始まり、バリエーションを増やしたのが”アレハンドロプエブラ”です。
そのデザインの元ネタはどのように生み出されたのか?
メキシコの偉大なる歴史の文化を元に製作されています。
チャックモールや双頭竜であったり、これはメキシコの博物館で発見いたしました。
特に双頭竜は模様のその通りでした。
この様なメキシコの芸術の中でこそ生まれ事がよくわかります。
カネックの製作もアントニオとプエブラでは大きく違います。
プエブラのカネックはお皿の位置がやや下にセッティングされています。
プエブラのカネックもどうやら初期と後期では本体が違うように思います。
80年中期のカネックは縦長になっています。
マスクを製作する事で大事な事は、その選手が輝いていた時代の表情をイメージする事だと思います。
なので、イメージから逸脱するとサイズ感や縁取りのアンバランスが出てきます。
カネックも80年代のプエブラ期を研究してみると、本体と縁取りのバランスの良さがよくわかります。
蛇足
最近ひょんなことから、マスクを依頼されて作製した際に本当に喜んでくれました。マスクは人にとっては憧れのアイテムであり、その期待に応えられた事を光栄に思います。
コメント