マスクは芸術品で様々手法があり、そこもまた楽しめる部分でもあります。
今回は「むーみん」さんからの質問を受けました。
ありがとうございます。以下文章
Q「質問なんですが
やはり鼻の成形の部分です
縁取りの口部分が大きい場合(マスカラスやマシン)の場合 鼻が多少上に向いていたり立ちが悪くても口の革を貼る際に抑え込んでしまえば綺麗に立ちますが
ボビーリーやアトランティスのようなマスクは誤魔化しが効かず
綺麗に立ちません
鼻の生地の折り返しの時点で気をつけるのか
鼻の裏貼りで気をつけるのか??
でも鼻テープ無しでも綺麗に立つマスクもあるので???状態です
教えていただけないでしょうかm(_ _)m」
A 私は鼻の処理を重要視しています。
何故なら角度や、穴の広がり具合が悪いだけで理想の表情が求められませんから。
プエブラ、ローリン、ラウル、ブシオ、ウンベルト、フリア、皆微妙に処理が違いますし、年代によっても、気分次第なのか処理が違います。
おすすめは、鼻の切り込みを3センチにしてみてはどうでしょうか?
ラウルやアントニオは更に広くとりますが、3センチにして、鼻の端の折り込みを少し広げるように処理します。
ウンベルト、ローリンの処理の仕方です。
プエブラ、ラウル、フリアはまた別です。
もしくは、鼻を立たせるだけなら、フリアや近年ローリンの様に
裏張りをして強度を増すやり方もあります。
それでも困難なら、鼻を低く型紙を調整してください。インカの様に
これは上記の処理で行った物です。角が丸くなるのもかっこいいです。
これはプエブラ風に鼻の端を鋭角にしています。これはちょっと処理が違います。おまけに巻き込んでいます。
鼻が見えていても潰れていなければかっこいいです。
むしろ、メキシカンメーカーは鼻が見えているものが多いですよね。
頑張ってください。
この様にマスクを自作しているかたからのご質問も受付致します。
私もまだまだですが、お互いに上達して素晴らしいマスクを目指して
作っていきたいです。
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