明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。
”一年の計は元旦にあり”という事で今年はどのような年にしようかと考えていました。
私のスタイルは昔のマスクの雰囲気を出す事を研究していますので、終わりなき追及はこれからも続く事だと思います。
難しく思う事は”不均等のバランス”です。
マルチネスを見ていると、縦タグの時期になると製作に様々な”お手伝い”さんが混じっているせいか、完成度が低くなります。
例えばビジャーノを見てみると左右非対称になっており、これは大量発注によるクオリティ低下が原因です。
その”不均等なバランス”のマスクからも気づくことがあります。
大量に作るので、工程を単純化する事も出来るのにしていない処理もあります。
わざわざ2重生地にしていたりします。
そして、カッティングも型紙を革に当てて切ってしまうことも理由になります。
今では誰もやっていない手法をして作られたマスクなのでその不均等も興味深く見れてしまいます。
今年一枚目のマスクを製作していますが、早速新たなる発見が見つかりました。
今年も”アップデート”をして更なる追及していきます。どうか宜しくお願いいたします。
コメント
おはようございます。関口です。今回のマルチネス製の縦タグの話は良く日頃から思っていた事なので嬉しく思います。
アントニオからビクトルの変換期は縦タグビクトル製もかなり多く存在します。ビクトル製の多くは型紙がその都度替わる事が多かった気がします。僕がデポルテスマルチネスに行った時はアントニオは半引退でした。何枚か注文しましたが、後で取りに行ってガッカリした記憶が今でも思い起こせます。
話は変わりますが昨日、闘道館のサイト見てマルチネス製が入荷しましたがどう思いますか?、サントJr.、スペルアストロ、ティニイブラスですがスペルアストロは論外ですが(笑)ティニイブラスも?って感じで、唯一サントJr.だけがわかりません、アントニオ独特の山の切れ目が私のガラホでは確認できないのです、アントニオ製だったら直ぐに買いに行きます(笑)
関口様
メッセージありがとうございます。
今トウドウカンのサントをチェック致しました。マルチネス製なのは確かだと思います、しかし、イホは初期マルチネス製を使っていたようです。グラビアでもこの超離れ目のマスクを被っていました。実はメキシコのマニアの方はパパもマルチネスから始まっていて、その名残でロペスになった時もあの分裂紐通しになっているんだ。と教えてくれました。
マルチネスはお手伝いさんが沢山いたのでブレがあります。ビクトルも良いマスクは有るらしいのですが、お店に来る人はマスクの価値がわからないから販売用を売っていますが、良いマスクも持っているようですよ。
アントニオの時代は70年代後期までだと思います。本当に良いマスクは横タグが多いです。
イホサントのデビューとアントニオの時期は地味に被らないと思いますのでアントニオでは無いと思います。
マルチネスファンは日本には結構いますが、凄いマスクを見るとアントニオは別格の旨さです。