怪魚仮面の裏側

フィッシュマン(fishman)

前回フィッシュマンの紹介を致しました。

フィッシュマンは鼻が閉鎖されている三角型です。

これもメーカーによって随分処理の仕方が違います。

 

私は作製する時にそのマスクマンの全盛期を意識して作りますので、プエブラならプエブラチックな処理ラウルロメロならラウルロメロチックに処理致します。

昔の型紙を使い縫製も似せると雰囲気が出てきます。

各メーカーの縫製を研究していると本当に興味深いです。

それでも、まだまだだと思います。

日本は日本の独自のマスク進化があり、中には日本風の処理でメキシカンの作製をする方もいます。

それはそれで結構なのですが、私はとことんメキシカンを追求していきたいです。

マスク職人仲間に「メキシコの作りだよね」と言われるのが1番の褒め言葉でした。

ステッチは汚いし、生地も左右均等ではない事もありますが、日本でメキシコの雰囲気を出せたらとずっと研究しています。

まだまだ、足りない事や知らない事も沢山あります。様々なマスクを見て研究するのが本当に幸せです。

当時のメキシコの職人の苦労が工夫となってマスクには表現されています。

マスクの見方は奥が深いです。

フィッシュマンの裏の処理からいつの間にかに熱くなってしまいました。

この裏貼りの処理も味がありますよね。ラウルは表も裏糸も同色を使います。

Siempre estudiando de mascara mexicano

muy compricado y interesante

image私のフィッシュマンimage

 

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