アレハンドロ“プエブラ”ロドリゲスさん3周忌
アレハンドロさんがご逝去されて3年が経ちました。
彼の遺伝子は息子や家族に受け継がれ、彼のそのスタイルは
多くの職人さんに影響を与えました。
私もその中の一人です。
旧プエブラ初期、旧中期、旧後期、狭間期、復刻初期、復刻後期、晩年期。
どの時代も彼の特色があり、興味は尽きません。
このブログでは既に語り尽くしている感がありますが、
永遠のヒーローであります。
腕は最上級なのは周知の通りですが、人柄について書きます。
私がプエブラに行きアレハンドロさんに会った時は亡くなる1ヶ月前でした。
末期癌の中会いに来て頂き、溢れる涙を抑えつつ彼と接見しました。
マスクの事を色々丁寧に答えてくれました。
本当に夢のひと時でした。
とても真摯に答えてくれる姿勢に感動しておりました。
言葉を超えた本当の優しさに触れたようです。
その、ホスピタリティはご家族にもあります。
マスク以外にも、プエブラの街の歴史の紹介や食べ物を沢山体験させて頂きました。
彼の意思は家族の皆さんに受け継がれています。
蛇足
アレハンドロさんは実は2度日本に来ている様です。
日本人の方が連れてきてくれた様で、我が国にも来ていたなんて嬉しくなります。
もし、2010年頃に彼が来日したら凄い事になったでしょう。
日本中から彼のファンが押し寄せたと思います。
『元気があればなんでもできる』ではないですが、ウンベルトさんも
日本に来て欲しかったですし、アレハンドロさんと日本で会いたかったです。
闘導館さんでもアレハンドロさんのメモリアルスペースが設けられている様です。
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