初見で作る時は大体失敗する事が多いです。
ワグナーにウラカンは数多く失敗して廃棄しました。
本体を納得するまで作るのって難しいものです。
最近はアニバルの80年代にチャレンジしました。
他の老舗の職人と同じ様にフリアも2000年代のアニバルは80年代と型紙が違いました。
80年代は顎と鼻のバンドも数ミリ違います。
アニバルは目の縁取りからお皿までの距離がカッコいいですね。
写真の様にマスクを失敗しまくると、ドンドン廃棄していきます。
このマスクも同様に廃棄です。
これは、ラメを革に巻いて処理するには面倒臭いものです。
因みに、どこが失敗したのかといえば、顎の距離が5ミリぐらい丈が足りなかったので廃棄しました。
メキシコの有名な職人さんも失敗したマスクは大量に処分するそうで、私から見たらそれも
お宝なのですが、この世に出る事がブランドに傷つくのが嫌という事です。
月とスッポンですが、私もタグを付けている以上そう思います。
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