ヴィンテージマスクの魅力

雑談 conversamos

ヴィンテージマスクに限らずコレクターズアイテムは手に入れるタイミングが大事です。

 最近、重要なマスクが手に入る寸前だったものが、僅差の差で手に入らなかった事がありました。

欲しいと思った時に手に入れないと逃してしまいます。

今となれば、復刻プエブラもアレハンドロさんが居なくなった今、手に入らなくなりました。

現役のマスク職人以外のマスクは絶対量が決まっているので、貴重になってきます。

アントニオマルチネス

旧プエブラ

70年代半ばから80年代のラウルロメロ製

4年間のみの製作期間のビクトルロメロ製

ロペス7080年代

その他もいくつか素晴らしい職人がいます。

この頃の古いマスクは商用ではなく、選手の為に製作をしている事が多かったと思います。

職人も少ない上にオーダーの数が多く、コレクター用まで手が回らなかったのかもしれませんね。

マルチネスは助手が複数人いたので

80年代に一般用も手に入れやすかったようです。

 

ビンテージも上級のマスクになるとなかなか市場に出ません。

マスカラスは既に持つべき人の元へ行ってしまい、そのマスクをコレクター同士で高度な取り引きをしています。

別次元の交渉をしています。

なので、マスカラスビンテージは手に入れるチャンスすら出会えません。

 

しかし、今はビンテージがお店でも買える時代になりました。お金を出せば買える良い時代です。

その分相場が上がってしまい高額になりました。

マスクに動産価値が発生している為です。

 

 では、どうしてビンテージに人は魅かれるのでしょう?

・まずはコレクターの子供の頃の憧れの選手が被っていたマスクの時代のマスクを手に入れられる事。

・老舗の職人さんがまだ若い時の作品なので、縫製もセンスも抜群の時代だった事。

・動産的価値が見出せる。

当時貴重なビンテージマスクを持っていたが、若い時散財して売ってしまった。

これは良く聞くお話です。

仲間でも凄いマスクを手放した方が結構しました。

そして、この世の中にはまだ日の目に出ていない凄いマスクが結構あるという事です。

貴重なマスクは表に絶対に出ないものがあります。

写真も出回らない物です。

メキシコのコレクターさんと会った時も写真は良いけどアップはダメとの約束でした。

当時のマスクならではの処理が施されて、誰も知らない縫製があるようです。

・私の場合は資料的価値もあります。

当時の縫製を参考に製作する場合は、実物を見る必要があるからです。

マスクを上達するには、その憧れの職人の良い時代のマスクを手に入れる事です。

豊島さんも「師匠はロペスとマルチネス」と発言があります。

・当時の選手や職人の時代風景からロマンを感じる

昔のマスクがあるからこそ、今のマスクがあります。

マニアが集まると当時の事を熱く語ってしまいます。

 

長文になってしまいましたが、ビンテージマスクには歴史が沢山詰まっています。

機会があれば、手に入れる事をお勧めいたします。

 

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