【解析4弾】ティファナ製 エル•サント

エル・サント(El Santo)

はじめに

エルサントは一貫してロペスを使用していました。息子さんの代になると、マルチネスやウンベルト、ブシオなどを使用していました。

ティファナ製

日本の市場にもごく稀に出てくるマスクメーカーです。詳しくはわかりませんが、ティファナの選手は使用していました。

スペル•アストロ、ミステリオ、キッス、アミーゴウルトラ、などです。

PMSさんにもキッスがありました。

今回紹介するマスクは素材、縫製、佇まい、全てにおいて素晴らしいマスクです。

生地は旧シルクとジャージの2重生地。

二重にするには縫い合わせているわけでもないし、スプレー糊でもなさそうです。どう処理しているのか?処理が物凄く綺麗で素晴らしいです。

縁取り、喉テープの下のみダブルステッチです。表情の良さから一瞬ロペス?とも思いました。

しかし、十字テープが縦にしか無いタイプでどうも除外です。

縁取りをよく見てみると、ステッチの後には跡があります。回転押さえを使っているのがわかります。一時期のプエブラ、ロペスにも見れます。

サントの表情を作るのは難しいのですが、上手に表現されています。

本体とのバランスも良いです。

この紐通しの形どこかで見た気がするけど思い出せない、、、友人にアドバイスをもらうと

『ティファナ製』の可能性がとの事。作りの良さは絶品なだけにロペスのタグなし特徴を消して製作したのかな?と思うぐらいです。

裏側も綺麗に処理されています。

横のテープはなく、裏から耳を縫っています。

良いマスクはメーカー問わず飽きませんね。それぐらい良いマスクだと感じました。

まとめ

サントのロペス以外で良いマスクに出会えたのは滅多に無い事です。

箔の剥がれも無いし良い状態でした。

ティファナは日本に弾数がないので、本当に難しいです。

メキシコには有名では無いけど、凄腕の古い職人さんは結構います。

※メーカー違いなどの場合は教えて下さい。

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