デザインの秀逸さ

ソロ・プラティアード(Zorro pratiado)

たまに友人からマスク画像を送られてくる事があります。

100%メキシカンのマスクですが、中には素晴らしいデザインのマスクもあります。

その中から製作意欲を沸き立てるようなデザインもあります。

今日は『ソロ・プラティアード』です。

 

オリジナルはマルチネスかロペスだと思います。

このマスクの良い所は、銀のラメに銀の縁取りで、遠目には目立ちませんが、よく見てみると

デザインの秀逸さが見て取れます。

目のラインとこのギザギザの配列が美しく感じます。

 

私は所見のマスクを作る時は、このマスクをアレハンドロさんが製作するとしたら、どんなライン取りをするのだろうか?

と考えながら行います。

例えばウンベルトだと、キリッと角度を付けて、細く鋭く作るはずです。

フリアだったら丸みのあるデザイン、ローリンなら寸分狂わずに配列するでしょう。

日本人職人だったらタイガーっぽい目にして角度が急になるでしょう。

プエブラだったら・・・・独特の黄金比ラインを取るでしょう。

このプエブラのうまく表現ができない領域を目指すべき場所です。

 

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